連載
「9」は嫌われる?AppleとMicrosoftの奇妙な一致:TechFactory通信 編集後記
「8とXはあって、iPhone 9は無い(ナイン)だー」というあなたへ。他にも「9」をスキップしたモノがありましたね。
iPhoneの10周年を飾るモデルとして発表されたのは「iPhone X」(テン)でした。狭額の有機ELディスプレイに顔認証、ワイヤレス充電対応、新チップの搭載。初代から搭載されてきたホームボタンを取り去り、画面下部を指ではじくとホーム画面に戻るUIなどさまざまな新機軸を携えて姿を現しました。
シリーズ製品に比べて物理形状が大きく変化しており、実装技術や組み込みソフトウェア開発の視点からも興味深い製品ですが、個人的に興味深かったのは「X」のネーミングです。10周年モデルなので「X」(ローマ数字で10、テン)というのはやや直球ではないかと思ったのです。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 「Windows Embedded」はどこへ行く
近年のマイクロソフトはWindowsやOfficeといった「製品」を開発販売するだけの企業ではないことを印象づけていますが、組み込み向けのWindows OSはどうなっていくのでしょうか。 - 「表現AI」が接客ロボットの“違和感”を解消する?
より生き生きと人間に語りかけるロボットの開発へ。 - 新iPhoneの「波及効果」が実装の世界に
夏が終わりに近づくと「新iPhone」の時期。製造側の目線で部品や部品製造するプロセスまで思いをはせると、気が付かなかったストーリーが見えてくるかもしれません。 - リターンは「お金」、ソニー銀行が始めた投資型クラウドファンディング
資産運用商品としてのスタートアップ企業支援。 - KDDIがソラコムを買収して仕掛けた奇襲
LPWAの本格競争はNB-IoTの普及が号砲になると思っていましたが、その前に一波乱ありました。KDDIはソラコムを買収することで何を仕掛けるのでしょうか。