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KDDIがソラコムを買収して仕掛けた奇襲TechFactory通信 編集後記

LPWAの本格競争はNB-IoTの普及が号砲になると思っていましたが、その前に一波乱ありました。KDDIはソラコムを買収することで何を仕掛けるのでしょうか。

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TechFactory通信 編集後記

この記事は、2017年8月7日発行の「モノづくり総合版 TechFactory通信」に掲載されたTechFactory担当者による編集後記の転載です。

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 「本格化するLPWAの競争、引き金を引くNB-IoT」という編集後記を掲載したのは2017年7月15日ですが、各社からのNB-IoT提供開始による本格競争の前にもう一波乱がありました。KDDIによるソラコムの買収です。

 2017年8月2日にKDDIがソラコムの発行済み株式の取得、連結後会社にすることを発表したのです。現時点では社長の玉川憲氏をはじめとした経営陣の変更は発表されておらず、KDDIからの役員出向も未定。出資額と出資比率など詳細も明らかにされていないため、実質的にはソラコムがKDDIの傘下に入ることしか明らかになっていません。

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ソラコムが提供するサービスの特長を解説する、同社代表取締役社長の玉川憲氏(写真は2016年7月のカンファレンス「SORACOM Conference 2016 “Discovery”」にて撮影)

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