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「介護ロボット」は単なるコンセプトモデルではなく「実用品」の時代に矢野経済研究所 国内介護ロボット市場

矢野経済研究所は、国内介護ロボット市場に関する調査結果を基に、2020年までの市場規模推移と予測を発表した。

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サイバーダインの装着型ロボット「HAL 医療用(下肢タイプ)」
装着型ロボット「HAL 医療用(下肢タイプ)」(出典:サイバーダイン)

 矢野経済研究所は2016年6月30日、国内介護ロボット市場に関する調査結果を基に、2020年までの市場規模推移と予測を発表した。

 同調査は、同年3〜6月の期間、国内の介護ロボットメーカーやその研究開発に取り組む企業、関連団体、関係省庁などを対象に行われたもので、その調査結果の詳細は「介護ロボットの可能性と将来性 2016」にまとめられている。

 ここでの介護ロボットとは、介護作業(行為)を支援するサービスロボットを指し、介護者もしくは要介護者が使用することで、身体的・精神的な負担軽減や効率化に貢献するものが該当。介護現場での使用を提案・訴求している製品のみを対象としており、コミュニケーションを目的とするロボットは対象外としている。

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