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「サービスロボット」の最新動向【前編】:NRIメディアフォーラムより(1/3 ページ)
「第233回NRIメディアフォーラム」(主催:野村総合研究所)の中で紹介された「『サービスロボット』の最新動向」を基に、サービスロボットの今とこれからについて説明する。前編では「なぜ、今サービスロボットなのか?」について取り上げる。
過去幾度となく訪れたロボットブーム。果たして今回のブームは本物なのだろうか?
これまでロボット市場の中心的存在は「産業用ロボット」であったが、ソフトバンクロボティクスが開発・提供する人型ロボット「Pepper」の登場により、生活の中における“人間のパートナー”としてロボット(サービスロボット)の可能性が示されようとしている。「ロボットと生活を共にする社会」の実現はまだ第一歩を踏み出したばかりだが、今後のロボット市場、特にサービスロボット市場はどのように進展していくのであろうか。
本稿では、2016年3月17日に野村総合研究所が開催した「第233回NRIメディアフォーラム」の中で発表された「『サービスロボット』の最新動向」(発表者:野村総合研究所 IT基盤イノベーション本部 デジタルビジネス推進部 主任研究員 長谷佳明氏)の資料を基に、サービスロボットの今とこれからについて、前編・後編に分けて紹介する。
前編では、「なぜ、今サービスロボットなのか?」について取り上げる。
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なぜ、今サービスロボットなのか?
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