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ロボットによる接客体験者はまだ少数、技術革新で違和感を解消できるかが普及のカギ?:クロス・マーケティング コミュニケーションロボット調査
コミュニケーションロボットが店舗などで接客を行うシーンが増えてきた。こうした状況に対し、実際に接客を受けたことのある人や、コミュニケーションロボットの存在を知っている人はどのような意識を持っているのだろうか?
パーソナルロボット「Pepper」に代表されるように、近年、人工知能(AI)を搭載したコミュニケーションロボットを見掛ける機会が増えてきた。携帯電話ショップやホテル、銀行や空港などさまざまな業態の店舗で導入が増えているコミュニケーションロボットだが、実際に接客を受けた人や、存在を知っている人はどのような意識を持っているのだろうか?
市場調査などを行うクロス・マーケティングは、コミュニケーションロボットの認知や接触の実態に加え、今後の普及の可能性の有無を探ることを目的に「コミュニケーションロボットによる接客に関する調査」を実施。その結果をまとめた調査レポートを公表。調査は2016年5月14〜15日の期間、一都三県(東京・神奈川・千葉・埼玉)に在住する20〜79歳の男女を対象にインターネットリサーチにより行われた(有効回答数1200サンプル)。
ロボットによる接客、利用したい? 利用したくない?
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