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操作性、接続性、描画性能が向上した「AutoCAD」最新版を期間ライセンスで提供オートデスク AutoCAD 2017

オートデスクは「Autodesk AutoCAD 2017」「Autodesk AutoCAD LT 2017」をサブスクリプションライセンスで提供すると発表した。

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 オートデスクは2016年3月22日、新製品「Autodesk AutoCAD 2017」「Autodesk AutoCAD LT 2017」を順次販売開始する。


 同製品は機能アップデート通知や操作方法の自習機能などを集約して提供する仕組み「Autodeskデスクトップアプリ」を追加しライセンス管理をしやすくした。またダイアログボックスやプレビュー画面については大きさを見やすく変えられるようにし、「自動調整中心線」の機能を新たに追加するなど操作性を向上させた。

 データ接続性についても改良した。PDF形式の図面はAutoCADのジオメトリに変換することで編集可能にした。コラボレーション ツール「A360 Viewer」を利用したリアルタイム コラボレーション機能や、3Dプリントツール「Print Studio」を介してSTLファイルを修復したりサポート材の配置を調整したりする機能も追加した。

 グラフィックス面も最新技術を活用した性能向上を目指した。2D、3Dともに、GPUを使用したグラフィックスのパフォーマンスを向上させることが可能だ。レンダリング機能では、IBL(Image Based Lighting)技術を使用した背景画像とモデルを組み合わせてアニメーション作成ができる(AutoCADのみ)。

 今回、同製品群は使用期間を選択して利用するサブスクリプションライセンスでのみ提供する。価格はシングルユーザーかつ1年間サブスクリプションの場合で、2D CAD「Autodesk AutoCAD LT 2017」が5万7000円、2D/3D CAD「Autodesk AutoCAD 2017」が25万7000円。両製品は3月22日から発売する。

 同シリーズの電気設計CAD「Autodesk AutoCAD Electrical 2017」(シングルユーザーかつ1年間サブスクリプションの場合で35万3000円)などは4月6日以降の販売開始となる。

A360 Viewerによる設計コラボレーション
A360 Viewerによる設計コラボレーション

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