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生成AIへの活用も期待の次世代スパコン「Aurora」、課題は電気代大原雄介のエレ・組み込みプレイバック(1/4 ページ)

エレクトロニクス/組み込み業界の動向をウオッチする連載。今回は、5月のISC 2023に合わせて行われたIntelの説明会で、次世代スパコン「Aurora」に関する面白い話があったので紹介する。

» 2023年06月16日 09時00分 公開
[大原雄介TechFactory]

 2023年5月にハンブルグでISC 2023が開催され、これに合わせてTOP500(スパコン性能ランキング)のリストが刷新されたが、AMD/HPEのFrontierが1位を引き続き獲得、富嶽は2位を維持し、Intel/HPEのAuroraはエントリーをしないままであった。実は2023年3月に同社が出したプレスリリースによれば、

Argonne expects the system to be accessible to early researchers by the third quarter of 2023.

 とのことで、稼働は今年第3四半期以降の話になると予想されているので、このエントリー無しは一応予測できるものではあった。ちなみにISC 2023の時点における説明では、現在CPUを(暫定的に入れたものから)Xeon Maxに換装中であり、75%ほどの換装が終わっているという話であった。この換装作業が終わるのは恐らく第3四半期に入ってからになるだろう。

 さてそうした話はともかくとして、ISC 2023に合わせてIntelのJeff McVeigh氏(CVP, Interim GM, ACCG)が説明会を行ったのだが、この中でAuroraに関して幾つか面白い話があった。

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