エレクトロニクス/組み込み業界の動向をウオッチする連載。今回は9月にイスラエルで開催されたIntelのプレス向けイベントを紹介しつつ、昨今プロセッサの動作周波数が再び注目されている点にフォーカスする。
私事であるが、2022年9月にちょっとイスラエルに行く機会があった。Intel Tech Tour Israelに招待されたためである。このイスラエルのTech Tour、コロナが広まる前は定期的(ただし欧米を中心に少人数)に行われていたが、ここ2年あまりは中断。今年は久しぶりの再開ということで、14カ国から人を集めてのイベントとなった。
さてそのイベント、IDC(Israel Development Center)(写真1、写真2)やKiryat GatのFab 28(写真3)の見学を含むものだったが、なぜこの時期に大々的にIntelがイスラエルでTech Tourを行ったか? と言えば、間もなく投入されるRaptor Lakeこと第13世代Coreプロセッサの設計と製造が、まさにイスラエルで行われたためである。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
豊富なホワイトペーパーの中から、製品・サービス導入の検討に役立つ技術情報や導入事例などを簡単に入手できます。