2019年で創業100周年を迎えるオリンパスは、同社初となる「メディア向け技術発表会」を開催し、事業ユニットの1つである科学事業の取り組みや、同社事業(医療、映像、科学)を支える“5つのコア技術群”について解説した。
2019年で創業100周年(※)を迎えるオリンパスは2019年1月15日、事業ユニットの1つである「科学事業」の取り組みについて、同社初となるメディア向け技術発表会を開催した。
オリンパスの科学事業は同社を支える3本柱(医療、映像、科学)の1つで、生物顕微鏡を手掛ける「ライフサイエンスソリューション」、工業用顕微鏡や非破壊検査機器をはじめとする「産業ソリューション」を展開し、プロフェッショナル(専門家)のニーズにいち早く応え、人々の安全、安心、健康に貢献することをミッションに掲げている。
ご存じの通り、顕微鏡の開発が同社の創業事業(創業時の社名は、高千穂製作所)であり、100年の歴史の中でさまざまな視点の製品開発が行われ、脈々と技術が蓄積されてきた。この顕微鏡事業で培われた技術力こそが、今日の同社事業の礎となっていることは言うまでもない。
※1919年10月12日創業、山下長氏が顕微鏡の国産化を目指してオリンパスの前身となる「高千穂製作所」(東京都渋谷区)を発足した。
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