メディア
特集:IoT時代のセキュリティリスクに備える

IoT機器はどうやってアップデートが行われるべきか? 究極の手法を考察する宮田健の「セキュリティの道も一歩から」(17)(1/2 ページ)

「モノづくりに携わる人」だからこそ、もう無関心ではいられない情報セキュリティ対策。しかし、堅苦しい内容はちょっと苦手……という方に向けて、今日から使えるセキュリティ雑学をお届け! 今回は、IoT機器のアップデートのあるべき姿(あるべき手法)について考察してみたいと思います。

» 2017年08月07日 09時00分 公開
[宮田健TechFactory]
photo

 あなたの企業が一般消費者向けの製品を提供しており、かつその製品がインターネットに常時接続するようなものだったとしたら、それは立派な「IoT機器」です。IoT機器である以上、どこかに脆弱(ぜいじゃく)性が残っていると考えるべきであり、それを「アップデート」で改善しなければなりません。

 スマートフォンやタブレット端末に代表されるようなコンシューマー製品を通じて、私たちは日ごろから製品のアップデートを体験しています。今回は製品の利用者、「受け手」の視点から、アップデートのあるべき姿(あるべき手法)について考察してみたいと思います。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.