IPA/SECが安全性の高いIoT機器やサービスを開発する際に必要となる技術要件をまとめた手引書を公開した。主に「信頼性の高いIoT機器/システムの開発には、どのような機能が必要か」「リスクの洗い出しとリスク対応に必要な機能の紹介」といった内容から構成されている。
情報処理推進機構 技術本部 ソフトウェア高信頼化センター(IPA/SEC)は2017年5月8日、IoTデバイスの安全性担保に向けた手引書である「『つながる世界の開発指針』の実践に向けた手引き[IoT高信頼化機能編]」を公開した。
この手引書は、IPA/SECが2016年3月に公開した「つながる世界の開発指針」で取り上げた指針の中で技術的な対策が必要となる部分を具体化し、機器ならびシステム開発のセーフティ要件とセキュリティ要件、そしてこれらを実現する機能を解説したものとなる。
公開された手引書は大きく分けて「信頼性の高いIoT機器/システムの開発には、どのような機能が必要か」「リスクの洗い出しとリスク対応に必要な機能の紹介」の2パートから構成されている。
IoT製品開発の勘所、留意すべき15項目
組み込み開発者のための「脅威一覧表」解説
組み込み開発者のための「IoT製品 セキュリティ実装ガイド」
ユーザーが意識しないIoTセキュリティを実現する
「IoT」のためだけではない、セキュアなプラットフォーム
IoTは「IT」と「組み込み」だけではないCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
豊富なホワイトペーパーの中から、製品・サービス導入の検討に役立つ技術情報や導入事例などを簡単に入手できます。