モノづくりにおいて、なくてはならない素材の1つ「鉄」。単価が安く、比較的加工もしやすいことから、製品や構造物などで活用されている。しかし、鉄は必ず錆びる。そんな弱点を克服する技術があるという。新免鉄工所の「100年防食」技術だ。
モノづくりスペシャリストのための情報ポータル「MONOist」で掲載された主要人気連載/特集記事を、読みやすいPDF形式の電子ブックレットに再編集してお届けする「エンジニア電子ブックレット」。今回は、『「鉄を100年間守る」――大阪の町工場が世界に誇る表面加工処理技術』をご紹介します!
大阪にある新免鉄工所は、長年培ってきた塗装と溶射、ブラスト加工から成る技術により、鉄の「100年防食」を実現。さまざまな製品や大型の構造物などに表面加工処理を施している。
一般的な塗装と比べ、ブラスト加工や溶射はコストがかかる。しかし、ライフサイクルコストの見直しや安全性の担保が社会的に重要視されるようになったことで、鉄塔、タンク、煙突、橋梁といった、メンテナンス作業が困難で手間の掛かる巨大構造物などで、再評価されるようになったという。
本電子ブックレットは、MONOistで掲載された連載記事「イノベーションで戦う中小製造業の舞台裏」の第9回「『100年防食』を誇る町工場はリーマンショックにも動じない」を基に制作しています。
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