JBアドバンスト・テクノロジーは、2016年8月からMRP(資材所要量計算法)エンジンを搭載した見込み生産向け生産管理システム「R-PiCS NX」の提供を開始する。
JBアドバンスト・テクノロジー(JBAT)は2016年4月、MRP(資材所要量計算法)エンジンを搭載した見込み生産向け生産管理システム「R-PiCS NX(アールピックス エヌエックス)」を同年8月より提供すると発表した。
R-PiCS NXは、生産管理システム「R-PiCS」シリーズの新ラインアップ。独自に開発したMRPエンジンを搭載し、これまでのシリーズにはなかった基準日程計画(MPS)による予定・実績管理が可能になった。見込生産に基づいたMRP管理の他、製番管理、プロジェクト管理の3つの管理方式が選択できる。
また、特別なカスタマイズなしで、画面項目や入力形式、帳票出力項目などを自由に設定できる。保守サポート契約を結ぶことで、製品機能強化、各種法改正、OSやデータベースの更新などに対応するリビジョンアップ機能も搭載。クラウドやIoTなど、最新の環境に対応するとしている。
さらに、JBATが提供する「Qanat 2.0」を利用すれば、他システムとのスムーズなデータ連携も可能になるという。
価格は「生産・販売ライセンス」(5同時ユーザー)が506万円から(税別。別途導入・初期設定費用が必要)。生産管理機能のみ利用可能な「生産ライセンス」も用意されている。
R-PiCS NXはJBATおよびJBグループ各社を通して販売される。同社では2018年度末までに50社への導入を目指すとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
豊富なホワイトペーパーの中から、製品・サービス導入の検討に役立つ技術情報や導入事例などを簡単に入手できます。