「機器の動きが正しいか正しくないかを人間が判断し、誤っている時に出るErrP信号を、機器の制御部にフィードバックする」というアプローチ。
世界のエレクトロニクス技術の最新動向を発信する「EE Times Japan」で掲載された主要人気連載/特集記事を、読みやすいPDF形式の電子ブックレットに再編集してお届けする「エンジニア電子ブックレット」。今回は、『脳内の“エラー信号”を利用したスマート人工装具の開発とは』をご紹介します!
脳波で動かす「義肢」の研究開発は、長年にわたり進められてきました。しかし、これまでの技術では、義肢を身に着ける人が、自分の脳波でそれらを思い通りに動かせるようになるまで何カ月も時間を要していたそうです。
今、こうした状況が大きく変わろうとしています。
スイスのローザンヌ工科大学(EPFL)は、脳が何らかの情報を“誤り”だと認識した際に発せられる電位「ErrP(Error-related Potential)」を使って、義肢などの人工装具を操作する方法を開発しました。人工装具を思い通りに動かすことが、これまでよりも格段に簡単になる可能性があるといいます。
本電子ブックレットは、EE Times Japanで掲載された特集記事「人の思考を読み取る? 次世代のスマート義肢」(掲載日:2015年9月16日)を基に制作しています。
「MONOist」「EE Times Japan」「EDN Japan」「スマートジャパン」で掲載された主要人気連載/特集記事を、読みやすいPDF形式の電子ブックレットに再編集してお届けする「エンジニア電子ブックレット」のインデックスページ(特集ページはこちら)。
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