AMDは、組み込み機器向けSoC「第3世代AMD Embedded GシリーズSoC」と「Embedded GシリーズLX SoC」を発表。
AMDは2016年2月24日、組み込み機器向けSoC(System On Chip)「第3世代AMD Embedded GシリーズSoC」と「Embedded GシリーズLX SoC」を発表した。いずれもメインストリート向けの低消費電力プラットフォーム「Gシリーズ SoC」の最新製品で、上位製品の「AMD Embedded RシリーズSoC」と端子互換を持つ。前者は直ちに出荷開始され、後者は2016年3月に販売が開始される予定だ。
第3世代AMD Embedded GシリーズSoCは、2015年秋に発表された「Rシリーズ」と同じく「Excavator」コアを搭載。グラフィックスコアも第3世代製品へと強化され、OpenGL ES、OpenCL、DirectX 12、EGLに対応する。ディスプレイ出力はHDMI 2.0/Display Port 1.2/eDP 1.4に対応する。TDPは6〜15ワット。
Embedded GシリーズLX SoCは「Jaguar」コアを2基搭載しており、GCN(Graphics Core Next)グラフィックスによってDirectX 11.2/OpenGL 4.3/OpenCL 1.2に対応する。Steppe Eagleと同じFT3bソケットを用いられており、「AMD Geode」のアップグレードパスとしても機能する。
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