大原雄介のエレ・組み込みプレイバック
Intel「迷走の構図」 NVIDIAとの協業にも浮かぶ疑問符(5/5 ページ)
AMDがIntel Foundryを使う可能性は極めて低い
実はそのファウンドリーサービスに絡み、Semafor Businessが10月2日に「AMDがIntelのファウンドリーサービスの利用に関して初期的な交渉を行っている」と報じたことがちょっと話題になっている。これは筆者の個人的な意見であるが、ナシ寄りのナシ、である。AMDがIntelのファウンドリーを使う場合に絶対欠かせない要件は、Intel ProductsとIntel FoundryのIsolationである。AMDが製造しようとしているチップに関する情報が一切Intel Products側に流れないための、物理的・人的・体制的・資金的な分離が行われないという保証が無い限り、AMDがIntelをファウンドリーとして使うのは非常にリスクが高い。初期的な交渉、というのは多分この保証を巡る話をしている程度ではないかと思われる。そして、現状のIntel Foundryではこの保証を行うのは無理である(主に体制・資金的な問題で)。それこそ、ちょうどAMDとGlobalfoundriesの関係のように、Intel Foundryを完全にIntelからスピンアウトさせ、別に経営体制に移行させない限りは、AMDが望む保証を得ることはできないだろう。しかしそれはTan CEOの望む姿とも思えない。そんな訳でAMDがIntelのファウンドリーを使う可能性は、極めて低いと考えている。
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大原雄介のエレ・組み込みプレイバック
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