業務に適した3D CADをレーダーチャートで探る(6)
「Solid Edge」を6つの視点で徹底評価する(2/2 ページ)
Solid Edgeの総合評価をレーダーチャートで表すと……
それでは、Solid Edgeに関するレーダーチャートを発表します。
大前提として、この結果は、普段さまざまな3D CADソフトを使用している筆者の判断による評価です。当然、何を設計したいのかにより評価は異なってきますが、本連載においては、できるだけフラットに、公平に評価したいと考えています。
全体的な機能性については4ポイント。個々の機能としてモデリングは、機械設計を効率良く行える機能が豊富に搭載されていますが、今後の期待を込めて4ポイントにしています。曲面については、自由曲面の作成が“自由自在”とまではいかないため、3ポイントです。
図面は、機能豊富なため満点にしました。変更、修正もシンクロナス・テクノロジーという優れた機能を搭載しているため満点。アセンブリ、検査に関しては、もう少し便利になってほしいという期待を込めて1ポイント下げました。
効率性については、シンクロナス・テクノロジーを使用することでモデル修正が効率的にできる点を高く評価して満点。コスト性は、月単位で支払って使用できるため高評価ですが、さらに安価に利用できればという期待も込めて1ポイント下げています(欲張り過ぎでしょうか……)。
操作性、連携性、運用性についても、さらなる機能強化を期待して4ポイントとしています。
Solid EdgeはCAD機能だけじゃない!
今回は3D CADの機能に特化して紹介しましたが、Solid EdgeにはCAEの機能もPremiumパッケージで使用できます。ソルバーには「NX Nastran」、プリポストには「Femap」と実績あるシーメンスの解析技術が搭載されています。設計者が日常的に必要とする、強度、座屈、固有値、伝熱、形状最適化(ジェネレーティブデザイン)が行えます。
Solid Edgeは、他にも3Dスキャナーなどから取り込んだファセットデータに対して修正やジオメトリを認識するなどして面データの生成が行えます。これを可能にしているのがSolid Edgeに搭載されているParasolidカーネルです。シーメンスPLMソフトウェアが自社で開発しているため、他社に依存せずに機能を強化していくことが可能です。ここにSolid Edgeの強みがあると筆者は思っています。今後どのような機能強化が盛り込まれていくのか、大いに期待したいところです!
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業務に適した3D CADをレーダーチャートで探る
3D CADソフトの選定を行う際、皆さんはどのような基準で評価を行っているだろうか。本連載では、3D CADをどのようなポイントで選べばよいか? さまざまな3D CADソフトや機能を紹介しながら、レーダーチャートでその特性や機能性を評価する。
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