日本テキサス・インスツルメンツ
インダストリー4.0向けの産業用グレード新型プロセッサ製品ファミリーを発表
日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)は、「業界初」をうたうマルチプロトコル、ギガビットTSN(Time Sensitive Networking)対応の「Sitara『AM6x』プロセッサ製品ファミリー」を発表した。
日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)は2018年10月31日、「業界初」をうたうマルチプロトコル、ギガビットTSN(Time Sensitive Networking)対応の新型プロセッサ製品ファミリーを発表した。
新製品となる「Sitara『AM6x』プロセッサ製品ファミリー」は、産業用グレードの高い信頼性を提供する他、急増するインダストリー4.0への需要に対応するために開発された「Arm Cortex-A53コア」のバリアントをクアッド構成やデュアル構成で内蔵する。
高信頼かつ高機能で、安全認証が可能な製品開発に活用
各種TSN標準規格や、その他の産業用プロトコル向けに、専用のサブシステムでGbitのスループットレートをサポートするAM6xプロセッサ製品は、イーサネットとリアルタイムのデータトラフィックを、単一ネットワーク上でまとめてサポートする目的で開発されたものだという。この機能は、インダストリー4.0における各種アプリケーションのリアルタイム通信の実現に欠かせないものであると同時に、ソフトウェアで再設定できる工場内のサイバーフィジカルシステムの実現を支援する。
隔離されたデュアルコアマイコンのサブシステムをオンチップに内蔵するAM6xプロセッサ製品は、PLCや多軸モータードライブをはじめとした各種アプリケーション向けに、システムレベルの複雑さを総合的に軽減しながら、高信頼かつ高機能で、安全認証が可能な製品開発に活用できるという。
例えば、エラー訂正コード(ECC)によるオンチップメモリと外付けDDRメモリの両方に対する保護や、105℃の接合部温度(Tj)での10万時間に及ぶ通電時間(PoH)などの包括的なサポートにより、高い信頼性のアプリケーション実行を可能にする。
AM6xプロセッサ製品ファミリーは、ピン互換性と単一のソフトウェアプラットフォームを備えることから、開発各社はこのプロセッサ製品をベースとしたシステムを、製品設計のニーズに合わせてスケーリングできるとする。
なお、同社はSitaraプロセッサをベースとした複数の開発キットをTIストアで供給しており、「AM65x 産業用開発キット(TMDX654IDKEVM)」の単価(参考価格)は819米ドル、「AM65x 評価モジュール(TMDX654GPEVM)」は同898米ドルとなる。また、「AM6548」プロセッサ製品の量産サンプルの注文受付も開始中。AM65Xの量産サンプルは、2019年後半から1000個受注時の単価(同)22.50米ドルで供給予定だという。
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