凸版印刷 トッパングループ安全道場
巻き込まれ事故などを体感し、安全意識向上を図る「道場」をタイと中国にも開設
凸版印刷は、国内外における安全教育の強化を目的に、安全に関する体感教育ができる施設「トッパングループ安全道場」を展開。国内3拠点で同施設を開設する他、海外展開の第1弾として、タイのSiam Toppan Packagingと中国のToppan Leefung Packaging&Printingにも開設し、現地従業員の安全教育に力を入れる。
IoTやAIを活用した製造プロセスの高度化や省力化などが進む生産現場では、危険要因が見えにくくなり、現場作業員の危険に対する感度の低下が問題となりつつある。そのため、労働災害や設備災害を未然に防ぐための取り組みとして、安全体感教育を通じ、危険に対する感受性を養うことなどが求められている。
凸版印刷では、グループ従業員の危険に対する感受性を養うことを目的に、安全に関する体感教育ができる施設「トッパングループ安全道場」を2010年より開設。さらに、その取り組みを海外子会社などへ展開し、現地従業員の安全教育の強化を目指している。
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ローラー巻き込まれ、Vベルトチェーン巻き込まれなどを体感できる施設
その第1弾として、2017年10月、凸版印刷の海外子会社でパッケージ関連事業を手掛けるタイのSiam Toppan Packaging(サイアムトッパン)にトッパングループ安全道場を開設。さらに、2018年1月には中国のToppan Leefung Packaging&Printing(トッパンリーフォン)にも開設した。
これら施設では、「挟まれ・巻き込まれ体感機」による危険状態の体感、各工程や機械の危険箇所の掲示、印刷および加工設備の模型を用いた危険箇所の“見える化”などを行い、これらを通じて危険に対する意識を高めることができるという。
凸版印刷は2010年6月に「安全衛生基本方針」に基づいた安全衛生活動を推進しており、2017年の労災件数は、2010年比で約30%減少。今後も、国内外における安全教育を強化し、トッパングループ一体となって従業員の安全に対する意識向上を図るとする。
2010年にトッパン研修センター(埼玉県川口市)に開設されたトッパングループ安全道場では、2017年の時点で社内外合計約2万5000人が体感受講を行っている。現在、国内ではトッパン研修センターの他、滝野工場(兵庫県加東市)、福岡工場(福岡県古賀市)にも開設されている。これら施設では、安全、衛生、防火の体感学習を通じて、受講者がそれぞれの職場の改善に生かせるよう教育を実施。外部企業からの安全研修の受け入れも行っており、これまで280社もの従業員らが体感教育を受講しているという。
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