IoTとAI、ビッグデータ時代のソフトウェアテスト(4)
ソフトウェアテストの手法と施策(中編) 幸せになれるソフトウェアテストの選び方(4/5 ページ)
他にもあるブラックボックステスト
ブラックボックステストには、今まで見てきたテスト以外にもケースフロー図(CFD、Case Flow Diagram)を用いたテスト、ユースケース網羅、統計的操作などがある。ブラックボックステストの分類を表3に示す。
記述的テストと探索的テストのおいしい関係
テストの分類として、「記述的テスト」と「探索的テスト」がある。記述的テストとは今までに紹介してきたように、テストを始める前に全てのテストケースをあらかじめ記述しておくテストである。これに対して探索的テストとは今までに行ってきたテストの結果に基づいて、次のより良いテストを考え、バグを探索していくものである。
記述的テストは今までの伝統的なテスト方法であり、蓄積されたノウハウは豊富で、テスト計画も立てやすく、コストと品質の予測もある程度はできる。これに対して、探索的テストは、勘も必要な職人的なテスト方法であり、いい言い方をすれば臨機応変に、悪い言い方をすればやっつけで行うテストといえる。うまくやればバグを素早く見つけられるが、その方法を平均的なエンジニア(これはよそ行きの言葉で、仲間内ではへたくそなエンジニアのこと)に伝えるのは困難である。
教科書的な言い方をすれば、記述的テストと探索的テストを組み合わせて、テストの効率とコスト、品質のバランスを取り、さらに未来に向けて伝承することも考えることになる。このバランスは次回のテスト施策で再び触れるようにする。
テストを選択する基準
それではいよいよテスト手法をどのように選び、どのような網羅基準にし、どのように組み合わせてテストを行うかの基準を考えていくことにする。
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IoTとAI、ビッグデータ時代のソフトウェアテスト
言うまでもなくソフトウェアテストは重要だが、IoTやAIなどの新しい概念によってソフトウェア自体の在り方が変わりつつある中、旧来からのテストを踏襲するだけでは成果は得られない。新時代のソフトウェアテストについて、考察する。
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