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ボディースキャンも可能になった低価格ハンディ3Dスキャナー:XYZprinting ハンドヘルド 3Dスキャナー 1.0A
XYZプリンティングジャパンは、ハンディタイプの3Dスキャナー「XYZprinting ハンドヘルド 3Dスキャナー」に、ボディースキャン機能を追加した新バージョン(1.0A)を発表した。
XYZプリンティングジャパンは2016年9月、ハンディタイプの3Dスキャナー「XYZprinting ハンドヘルド 3Dスキャナー」に、ボディースキャン機能を追加した新バージョン(1.0A)を発表した。販売価格は2万9800円となる。
XYZprinting ハンドヘルド 3Dスキャナー 1.0Aは、インテル RealSenseテクノロジーを採用し、被写体を容易に3Dデータ化できる。ヘッド/オブジェクトのスキャンモードの他、ボディースキャニングモードを新たに搭載。全身スキャンも可能にした。
本体サイズは幅41×奥行き61×高さ157mmで、重量は238g(USBケーブル含む)と小型・軽量のため、持ち運びも容易だ。最小スキャンサイズは5×5×5cm、最大スキャンサイズはオブジェクトモードで60×60×30cm、ヘッドモードで40×25×40cm、ボディースキャンモードで100×100×200cm。スキャン解像度は1.0〜2.5mmで、動作範囲は10〜70cmとなる。
スキャンソフトなどを収録したSDカードが同梱されており、すぐにスキャナーを使用できるという。
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