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» 2016年02月22日 15時56分 UPDATE

NDES Manufacturing-Space:リバースエンジニアリングの手間を軽減、3次元測定データをIGES変換するクラウドサービス

NTTデータエンジニアリングシステムズ(NDES)は、モノづくり業界向けクラウドプラットフォーム「Manufacturing-Space」の新サービスとして、「オートサーフェス」と「マルチビューアーPlus」の提供を開始する。

[八木沢篤,TechFactory]

 NTTデータエンジニアリングシステムズ(NDES)は2016年2月22日、モノづくり業界向けクラウドプラットフォーム「Manufacturing-Space」の新サービスとして、「オートサーフェス」と「マルチビューアーPlus」の提供を開始すると発表した。


3Dスキャナーを活用したリバースエンジニアリングの手間を軽減

 近年、モノづくり業界では非接触3次元測定機(3次元スキャナー)が普及し、実物から3次元データを作成するリバースエンジニアリングや品質検査などの用途で、測定データ(STL<Standard Triangulated Language>データ)を取り扱うケースが増えてきているという。

 しかし、STLデータは一般的なCADソフトウェアで直接編集できず、高価な専用ソフトウェアなどで編集する必要があった。また、STLデータの編集ソフトウェアを使うには別途操作をマスターする必要もあり、手間やコストが掛かっていた。

 こうした課題に対し、同社はこのたび600社以上に導入実績のあるManufacturing-Spaceの新サービスとして、オートサーフェスの提供を開始。このオートサーフェスは、クラウド上にある高性能サーバのリソースをフル活用し、STLデータから中間ファイルフィーマットであるIGES(Initial Graphics Exchange Specification)データに自動変換するサービスである。利用者は、同サービスにより変換されたIGESデータを一般的なCADソフトウェアで読み込むことで、すぐに3Dモデルの編集作業に取り掛かることができる。

オートサーフェス 「オートサーフェス」サービスについて。IGESデータはトリム面で作成されているため、その後の編集が容易である(※出典:NTTデータエンジニアリングシステムズ)

 オートサーフェスの利用は、単月契約と年間契約から選択可能で、初期導入費用は掛からない。単月契約の場合で月額8万円(税別)、年間契約の場合で月額5万円(同)となる。初年度の販売目標は80ユーザーを見込む。

クラウド上で一元管理、円滑な情報共有と伝達を可能に

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