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Intelの復活プラン大原雄介のエレ・組み込みプレイバック(1/5 ページ)

エレクトロニクス/組み込み業界の動向をウオッチする連載。今回は、Intelが2022年2月17日に開催したFinancial Analyst向けのInvestor Meetingにフォーカスする。

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 2カ月続けてIntelの話題で恐縮だが、2022年2月17日にIntelはFinancial Analyst向けにInvestor Meetingを開催し、同社のプロセスや財務状況、今後のロードマップについて説明を行った。先月の連載でもご紹介したように、直近で言えば特にDCG(Data Center Group)の不調が特に問題であり、加えて生産能力の拡充やIntel 4/3/20A/18Aの立ち上げに向けて猛烈な設備投資を行っている結果として支出も多い。なので、現在の設備投資や生産能力拡充が将来の売り上げ増や利益増にきちんとつながる、という絵を描いて見せる必要がある。今回のMeetingはまさしくそうした絵が描かれたものになった。

 まず骨幹を成すプロセスについて。Gelsinger CEOが就任半年後の2021年7月に示したロードマップから、一部のプロセスを前倒しで量産にすることが明らかにされた(図1)。

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図1 Intel 4はもうMeteor LakeのTape outが終わったという話なので、ある程度量産に向けての準備が整ったことになる

 具体的には

  • Intel 4 :量産時期を2023年前半→2022年後半に
  • Intel 3 :量産時期は2023年後半のまま
  • Intel 20A:量産時期は2024年前半のまま
  • Intel 18A:量産時期を2025年前半→2024年後半に

となっている。加えて各プロセスの状況も明らかになっている。

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