連載
完全な答えのないIoTセキュリティの世界、最後はやはり……:IoTセキュリティの現実的な仕組みと課題(4)(3/3 ページ)
工場や重要インフラで利用されつつある「インダストリアルIoT(IIoT)」の世界に着目し、IoTセキュリティの現実的な仕組みと課題について解説する本連載。第4回(最終回)では、リスクの考え方の理解を深めると同時に、IoTセキュリティを検討する上で必要な心構えについて解説する。
組織と人が重要
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- IoTセキュリティ対策を検討する“その前に”――企業がまず考えるべきこと
製造業に革新をもたらすといわれる「IoT(Internet of Things)」。スマート化された工場の明るい未来だけがフォーカスされがちだが、ネットワークにつながることでもたらされるのは恩恵ばかりではない。本インタビュー企画では、製造業IoTを実現する上で重要となる「セキュリティ」にフォーカスし、製造業IoTで起こり得るセキュリティインシデントとその対策について紹介する。第1回は、製造業向けにも多くのソリューションを提供しているカスペルスキーに話を聞いた。 - 「産業システムのセキュリティ対策、課題は山積み」――カスペルスキーが警鐘
Kaspersky Lab(カスペルスキー)は2018年9月20〜21日、産業システムのセキュリティにフォーカスしたカンファレンス「Industrial Cybersecurity 2018」をロシア・ソチで開催した。 - ロシアの地で「IT-OT共によし」のセキュリティ実現に向け協業を呼び掛けたオムロン
ロシアのソチで開催された産業システムセキュリティのカンファレンス「Industrial Cybersecurity 2018」で、モノ作り現場の革新に取り組むオムロンが登壇。「現場の声の重視」をポイントにしたセキュリティ実現に向け、協業を呼び掛けた。 - 「PLCも攻撃対象だ」カスペルスキー氏が製造業に警鐘を鳴らす
大規模なランサムウェア被害が報告される中、カスペルスキーのCEO ユージン・カスペルスキー氏が来日。生産施設のPLCや産業用ロボットなどもWannaCryのようなサイバー攻撃の対象になる可能性は否定できないと警鐘を鳴らす。 - 「IoTデバイスは信頼できるか」南海の楽園で語られたIoTセキュリティの「いま」と「対策」
「デバイスは信用できるか?コードは信頼できるか?」「産業用制御システムセキュリティの3本柱とは何か?」――カスペルスキーがカリブ海のリゾート地で開催したイベントの中から、セキュリティポリシーと産業用制御システムを取り上げた2つを紹介する。