ニュース
「OpenBlocks IoT VX2」に新ファームウェア、Azure管理機能など追加:OpenBlocks IoT VX2
ぷらっとホームがIoTゲートウェイ「OpenBlocks IoT VX2」の最新ファームウェアを公開した。
ぷらっとホームは2018年5月9日、「Azure IoT Edge」に対応したIoTゲートウェイ用ソフトウェア「FW3.1」の提供を開始した。同社のインテリジェントエッジIoTゲートウェイ製品「OpenBlocks IoT VX2」用のソフトウェアとなる。
FW3.1はDockerを標準でサポートし、Dockerコンテナの追加や削除、起動停止などのDockerのマネジメント行える。また、マイクロソフトの「Azure IoT Edge」管理機能が追加され、マイクロソフトのクラウドプラットフォーム「Azure」が提供する「Azure Machine Learning」「Azure Stream Analytics」「Azure Functions」などの各種IoTサービスが利用できる。
他に、柔軟かつ高速なデバイス、クラウド間通信をサポートするメッセージハンドリングシステム「PDHMS(Plat’Home Data Handling Module System)」や、視覚的に操作可能なWeb UIを搭載。Q&Aサービスや通知サービス、IoTリモートマネジメントサービスなどを付帯した年単位でのサブスクリプションサービスも提供する。
今後、OpenBlocks IoT VX2は、FW3.1を搭載した状態で出荷される。同製品を利用中のユーザーに対しては、アップデートによって提供する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 【演習】将棋「名人位」挑戦規定に潜むバグ
ここでは組み込みエンジニアが実際に遭遇する「小さなトラブル」を取り上げ、演習形式で解説します。今回は「仕様書に潜むバグ」がテーマです。コーディングの前段階に潜むバグを発見するにはどうすればよいのでしょうか。 - ロボット制御に注目されている「ROS」「ROS 2」の概要
PCやスマホ以外に目を向けると、OS(Operating System)の豊富さに驚かされる。ROS(Robot Operating System)もそうしたOSの1つだ。新世代の「ROS 2」も登場したROSについて、その概要を解説する。 - IoT開発と運用の13問答、IPA/SEC「つながる世界の品質確保に向けた手引き」より
とかく難解なIoT時代の組み込み系ソフトウェア品質を問う際、1つの指針となるのがIPA/SECのガイドブックである。今回はこの冊子を元に、「IoT開発と運用での13問答」を例示したい。 - 【演習】組み込み開発の「仕様に潜むバグ」を30分で見つけ出せ
このブックレットでは、組み込みエンジニアが日々の開発で実際に遭遇する「小さなトラブルを」取り上げ、演習形式で解説します。今回は「仕様書に潜むバグ」がテーマです。コーディングの前段階に潜むバグを発見するにはどうすればよいのでしょうか? - 製造業における「バリューチェーン」の変革とは何か
製造業におけるIoTの導入は新たな価値の発見につながりますが、その際にはバリューチェーン(価値連鎖)を意識した分析や活動が求められます。IoTにおけるバリューチェーンとは何か、考えてみましょう。