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問われるaiboの次、ソニーは「エモい会社」に返り咲けるかコラム(2/2 ページ)

犬型ロボット「アイボ」が12年ぶりの復活を遂げた。2000年代半ばの業績低迷と先代の生産中止、そして昨今の業績回復と新アイボ登場と、ソニーとアイボには因縁めいた関係があるように見えてしまう。新アイボはソニーの「次」にどんな影響を及ぼすか。

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 トランジスタラジオやウォークマン、プレイステーションやVAIOなどを生み出しながらも、5200億円の赤字(2012年3月期)に陥った企業のかじを取ることになった新社長は就任時、既存事業の強化と構造改革、それに新事業の創出を方針として掲げた。

 アプローチとしては奇をてらうことない直球である。ただ、前任者がリアリスティックな「選択と集中」を発信したのに対し、新社長はエモーショナルな「KANDO(感動)」を各所で語り始める。

「KANDO(感動)」を打ち出す新社長

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