特集
IoTに適した2.4GHz帯/900MHz帯通信規格の最新情報と測定:テクトロニクス・イノベーション・フォーラム2017(1/3 ページ)
IoTに無線通信は欠かせない技術であり、最近ではLPWAなどにも注目が集まっている。そして、実装に関して欠かせないのが「測定」であるが、その動向はあまり話題とならない。ここではテクトロニクスの開催したイベントより「IoT向け無線通信の最新規格と測定課題」を紹介する。
テクトロニクスは2017年7月6日、最新の技術動向をはじめ、同社の最新ソリューションや活用事例を紹介する年次プライベートカンファレンス「テクトロニクス・イノベーション・フォーラム & Keithley Day 2017」(TIF2017)をステーションコンファレンス東京で開催した。
今回のテーマは「Measuring the 6th Wave」。“第6の波”とはデータネットワークや5G、効率パワー、IoTなどの技術革新によって引き起こされるイノベーションの波を示す。当日はRF/ワイヤレス、パワー測定、高速シリアル、デバイス/半導体といったトラックに分かれた30ほどの技術セッションや、ソリューション展示、新製品のデモンストレーションなどに多数のエンジニアが集まった。数あるセッションから、本稿では「IoT向け無線通信の最新規格と測定課題」を紹介する。
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