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IoTに適した2.4GHz帯/900MHz帯通信規格の最新情報と測定テクトロニクス・イノベーション・フォーラム2017(2/3 ページ)

IoTに無線通信は欠かせない技術であり、最近ではLPWAなどにも注目が集まっている。そして、実装に関して欠かせないのが「測定」であるが、その動向はあまり話題とならない。ここではテクトロニクスの開催したイベントより「IoT向け無線通信の最新規格と測定課題」を紹介する。

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「5」まで進化しているBluetooth

 Bluetoothは2.4GHz帯を使う近距離通信技術で、2400MHz〜2480MHzの中で周波数ホッピングを行い、中心周波数を時間的に変化させながら通信する干渉に強い規格だ。Bluetoothにはバージョン1.1から最新版の5まであり、3.0まではデータレートを高速化する流れがあり、携帯電話ヘッドセットやPCの周辺機器などで使われていたが、Bluetooth 4.0で加わったBluetooth LE(Low Energy)で、超低消費電力での動作が可能になったことで、スマートウォッチや各種センサー/ビーコンとの通信に用途が広がっている。最新のBluetooth 5もBluetooth LEがベースになっているという。

Bluetooth規格の一部(出典:テクトロニクス)
Bluetooth規格の一部(出典:テクトロニクス)

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