ニュース
幅広い自動化要求に応える5軸制御立形マシニングセンタ:松浦機械製作所 MX-520 PC4
松浦機械製作所は、5軸制御立形マシニングセンタ「MX-520 PC4」を発売した。
松浦機械製作所は2017年6月、5軸制御立形マシニングセンタ「MX-520 PC4」を発売した。同社の5軸制御立形マシニングセンタ「MX」シリーズに追加されたもので、MX-520をベースに低価格で自動化したいというニーズに対応した。
MX-520 PC4では、PC4(フロアパレットシステム)と工具本数90本のパッケージオプションを設定。さらに、汎用ロボット向けインタフェースを設定して幅広い自動化要求に応える。
また、FANUC製の数値制御装置を採用し、松浦機械独自のソフトウェアと組み合わせることで、操作性が向上した。ハード面も改良し、IoT(モノのインターネット)関連機器との接続が容易になっている。
最大ワークサイズは710×350mm、主軸には1万2000min-1(120.0Nm)スピンドルを標準搭載し、難削材加工の要求増加に伴い、高トルク(187.0Nm)仕様モーターを新たに設定した。アルミ材の高速加工には、定評のある2万min-1(108.7Nm)仕様も選択できる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- DDL採用の次世代レーザー加工機の国内販売を開始――高速、省エネ、高品位加工を実現
ヤマザキマザックは、次世代レーザー技術であるDDL(Direct Diode Laser)を採用した新型レーザー加工機「OPTIPLEX 3015 DDL」の国内販売開始を発表した。 - 6インチチャック搭載でコンパクト設計を実現したCNC内面研削盤
セイコーインスツル(SII)は、6インチチャック搭載のCNC内面研削盤「STG-6N」の販売開始を発表した。 - 「工作機械」と「通信機器」大手が協業、製造業のIoT化推進を目指す
ヤマザキマザックとシスコシステムズは、製造業のIoT化推進に向けて戦略的協業を発表した。工場内の設備機器を安全にネットワーク接続するための製品や、ビッグデータ解析/生産性向上のためのクラウドサービスなどの開発を進める。