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EtherCATなど10種類以上の産業用通信規格をサポートするネットワークSoC:日本TI AMIC110
日本TIがイーサネットに加えて多数のフィールドバスをサポートしたマルチプロトコル対応の産業用通信プロセッサを出荷開始した。
日本テキサス・インスツルメンツは産業用イーサネットなど多数の通信規格に対応し、コストパフォーマンスに優れたネットワークSoC「AMIC110」を提供開始した。1000個受注時の参考価格は6.75ドルである。
新製品は最大300MHz駆動のARM Cortex-A8をベースとしたSoC。イーサネットに加えてEtherCATやEtherNet/IP、Ethernet POWERLINK、PROFIBUS、PROFINET RT/IRT、SERCOS IIIなど多数のプロトコルに対応しており、提供されているSDKや通信サブシステムのPRU-ICSSを利用することで柔軟性の高い産業ネットワークシステムを構築できる。
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