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「新たなスタンダード」目指したスカラロボット:東芝機械 THE400
東芝機械が「スカラロボットの新たなスタンダード」を目指した新製品を開発した。高速動作と可搬性能を両立させ、追従性も高めている。
東芝機械はスカラロボットの新製品「THE400」を開発した。基本機能の充実を図り、「スカラロボットの新しいスタンダード」を目指した製品となる。
電機電子部品や自動車部品の製造ラインにおいて、スカラロボット(水平多関節ロボット)のハイタクト自動化に対する要求が高まっている。新製品は第1および第2関節の最大動作速度7000mm/sec(サイクルタイム0.3秒台)という高速動作と、最大可搬質量5kg(許容慣性モーメント0.06kgm2)という、高速動作と可搬性能の両立を実現している。
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