ある技術や機構などを“応用”し、製品品質の改善や機能向上、あるいは新製品の開発に役立てるという流れは、モノづくりの世界において非常に理想的な製品開発アプローチといえるのではないでしょうか?
そして、もしそれが自然界の仕組みを応用したものだとしたら? 想像しただけでワクワクしてしまいます。
先日、東京大学などの研究グループが発表した「テントウムシが羽を折り畳む仕組みの解明」は、まさに製品の機能向上や新製品開発に役立つニュースといえます。既にご存じの方のいらっしゃると思いますが、簡単にどんなことが解明されたのかをご紹介します。
「哺乳類」「昆虫」「菌」――自然界の仕組みを製品開発へ
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