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誰でも産業用ロボットが作れる時代に!?TechFactory通信 編集後記

新規参入も夢ではない?

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TechFactory通信 編集後記

この記事は、2017年3月21日発行の「モノづくり総合版 TechFactory通信」に掲載されたTechFactory担当者による編集後記の転載です。

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 日本企業が世界トップシェアを誇る分野の1つが、「産業用ロボット」市場です。有名どころでは、ファナック、安川電機、川崎重工業、不二越などの企業が挙げられます。これら企業の産業用ロボットが国内のみならず、世界中のさまざまな産業分野で使用されています。

 産業用ロボットの利用状況を産業分野別で見てみると、「製造業」での利用が大半を占めており、製造業の他、医療、小売といった注目産業での利用拡大から市場のさらなる成長が期待されています。また、地域別では日本を含むアジア太平洋地域がロボット関連市場をけん引していくだろうという予測が調査会社から発表されています。

 このように、引き続き有力な市場である産業用ロボット分野ですが、自動車分野と同じく新規参入がしづらいという領域でもあります。前述した有力企業は長年産業用ロボットの開発、販売を手掛けており、技術力だけでなくさまざまな知見、ノウハウを保有しています。新規参入企業が有力企業と同等性能、品質の産業用ロボットを短期間で市場投入することは非常に難しいといえるでしょう。

 しかし、このある種“閉じられた”産業用ロボット分野に、一石を投じる(かもしれない)成果発表が行われました。

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誰でも産業用ロボットが作れる時代に!?


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