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車載ソフトウェア開発支援機能を強化――静的コード解析ツール新版:Synopsys Coverity
シノプシスは、静的コード解析ツール「Coverity」の最新バージョン「Coverity 8.5」の提供開始を発表した。
シノプシスは2016年7月12日、静的コード解析ツール「Coverity」の最新バージョン「Coverity 8.5」の提供開始を発表した。
Coverityは、ソースコード解析によりソフトウェア開発ライフサイクルの初期段階における重大なセキュリティ脆弱(ぜいじゃく)性や欠陥を検出するソフトウェアテスト自動化ツールである。
最新のCoverity 8.5では、セキュリティ解析機能やレポート機能が強化されており、Web/モバイルアプリケーションや車載ソフトウェア、その他のセーフティクリティカルなシステムを開発している業界での活用を促進する重要な強化が施されているという。また、中国語(簡体字)にローカライズしたユーザーインタフェース、レポート機能、IDEプラグイン、各種文書の提供も行う。
「Coverity 8.5」機能強化ポイント
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