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HPが3Dプリント事業に本格参入! 10倍速く、低コスト造形が可能な「Jet Fusion 3D」シリーズTechFactory 人気記事TOP10【2016年5月版】

TechFactoryオリジナル記事コンテンツの人気ランキングTOP10をご紹介。今回はインクジェット技術を応用した造形方式「Multi Jet Fusion technology」を採用する、HPの業務用3Dプリンタに関するニュース記事「米HP、10倍速く低コストな造形が行える高品質業務用3Dプリンタを発表」が第1位でした!

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TechFactory 5月の人気記事ランキング

 皆さん、こんにちは。TechFactory編集部です。

 今回は、2016年5月1〜31日までの期間に掲載されたTechFactoryオリジナル記事コンテンツの中から、人気記事ランキングTOP10をご紹介いたします。


米HPの業務用3Dプリンタソリューション
「HP Jet Fusion 3D 4200 Printer」(出典:HP)

 第1位は、米HPが2016年5月17日(米国時間)に発表した業務用3Dプリンタソリューション「HP Jet Fusion 3D Printing Solution」のニュース記事「米HP、10倍速く低コストな造形が行える高品質業務用3Dプリンタを発表」でした。同社がプリンタ事業で長年培ってきたインクジェット技術を応用した「HP Multi Jet Fusion technology」と呼ばれる造形方式を採用する業務用3Dプリンタ2機種を発表。従来のFDM方式/SLS方式の業務用3Dプリンタよりも最大10倍の速度で造形でき、造形コストも半分程度で済むとしています。業務用3Dプリンタのシェアはストラタシスと3D Systemsが2強といわれていますが、プリンタ業界大手が本格参入したことで製造業向け3Dプリンタのシェア争いが激化しそうな予感です。

 続く第2位は、5月から受験申し込みがスタートした「IoT検定」を運営するIoT検定制度委員会監修の連載記事「IoTスペシャリストを目指そう」の第2回「第2問 人工知能『ディープラーニング』について」でした。「IoT(Internet of Things:モノのインターネット)」と一言でいっても、IoT関連のプロジェクトをスムーズに進行するためには技術要素から法律まで幅広い知識が必要となります。第2回では、IoTシステムの構成と、センサー、通信、クラウドといった各要素の役割について説明し、最後にディープラーニングによる分析に関する“問題”を出題しています。ぜひチャレンジしてみてください!

 そして、第3位はデスクトップ仮想化の一方式であるVDIの基礎解説や導入メリット、運用ポイントなどを分かりやすく解説していく連載「CAD、CAE環境をVDIへ移行するための手引き」の第2回「デスクトップ仮想化がCAD、CAE現場にもたらすメリット」でした。設計環境に対する設計者や管理者の悩み、デスクトップ仮想化導入のメリットについて、ユーザー、管理者(セキュリティ)、コストの視点で詳しく解説しています。

 今回のランキングで注目なのは、第6位の記事。連載「沖縄モノづくり新時代」の第2回「沖縄漁師の経験と勘を未来へつなぐ、IoTによる環境モニタリングが秘めた可能性」です。かつて“製造業不毛の地”といわれていた沖縄に焦点を当て、モノづくり/エンジニアリング技術を活用し、地方が抱えるさまざまな課題の解決に取り組む事例や、地方の魅力を掘り起こしていく事例を紹介する連載。第2回は「沖縄もずく」の養殖の話です。沖縄もずくの養殖は自然環境に大きく左右されるため、年ごとの生産量をいかに平準化するかが課題となっています。記事ではこの問題をIoTで解決しようという試みを紹介しています。


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