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オープンプラットフォーム戦略に基づき、主要IoTデバイス向けパブリッククラウドサービスに対応PTC ThingWorx

PTCは、ThingWorx IoTオープンプラットフォーム戦略を拡大し、主要なIoTデバイス向けパブリッククラウドサービスに対応する方針を明らかにした。

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 PTCの日本法人であるPTCジャパンは2016年4月27日、ThingWorx IoTオープンプラットフォーム戦略を拡大し、主要なIoTデバイス向けパブリッククラウドサービスに対応する方針を明らかにした。

 ThingWorxプラットフォームは、自社のIoTデバイス向けパブリッククラウドサービス(日本は未対応)に加え、「Amazon Web Services IoT(AWS IoT)」への対応を開始。さらに2016年7月からは「Microsoft Azure IoT Hub」にも対応する予定だという。今後、ThingWorxは対応するIoTデバイス向けパブリッククラウドを増やしていく方針であり、ユーザーはインターネットに接続された機器からのデータの利用など、これら企業が提供する幅広いサービスの利用が可能になるとしている。

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 IoTデバイス向けパブリッククラウドサービスは、IoTの世界では極めて重要な要素となっており、“モノのインターネット”の「モノ」からの膨大なデータを収集・分析するために利用されている。クラウドに集められるデータを活用するアプリケーションを開発し、クラウド上にさらに多くのイノベーション投資を進めたいという企業の意向にどのように応えるかが現在の課題となっている。同社のThingWorxがAWS IoTやMicrosoft Azure IoT Hubに対応したり、将来他のIoTデバイス向けパブリッククラウドに対応したりすることで、クラウド投資からの効果を十分に引き出し、幅広いクラウドプロバイダーやThingWorxが提供するコンポーネントを組み合わせることが可能になるという。

 複数のクラウドサービスとの連携により得られるメリットは以下の通りである。

  • 開発期間の大幅な短縮:
     ThingWorxのモデルベース開発環境は、主要クラウドプラットフォームとの連携機能が既に実装されており、開発期間、市場投入期間の短縮を実現し、重要な競争優位性を提供する
  • オープンソリューション:
     ThingWorxのアーキテクチャは、オープンであるため、環境やニーズの変化に合わせてデバイス、クラウド、データベース、エンタープライズシステムを自由に進化させることができる。ThingWorxは、既存のシステムやアーキテクチャとの連携をサポートするため、既存の仕組みの拡張・拡大がより容易に実現できる

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