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国内企業はIoTに慎重な姿勢――期待と不安が入り交じった状況:ガートナー IoT調査
ガートナー ジャパンは、日本企業のIoTへの取り組みに関する調査結果を発表した。その内容からIoTへの取り組みに対する国内企業の慎重な姿勢が浮き彫りとなった。こうした傾向は、矢野経済研究所が発表したビッグデータへの取り組み状況に関する調査結果からも見てとれる。
日本国内の「IoT(Internet of Things:モノのインターネット)」関連市場は、2020年に13兆円規模に成長するといわれている。このように大きなビジネスチャンスをもたらす可能性を秘めたIoT関連市場に対し、日本企業はどの程度取り組みを進めているのだろうか?
2016年4月26日、ガートナー ジャパンは日本企業のIoTへの取り組みに関する調査結果を発表。その内容から体制作りを急ぐベンダーとユーザー企業の間に温度差があることが分かったという。
「IoTの専門部署やグループができた」企業はどれくらい?
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