大原雄介のエレ・組み込みプレイバック
DDR6までの中継ぎで注目のMRDIMM/いろいろ怪しいIntelのDCAIロードマップ(3/4 ページ)
IntelのDCAIロードマップ アップデート
Intelは2023年3月29日、“Data Center and AI Investor Webinar”を開催し、ここで同社のXeonのロードマップを公開した。これが通常のイベントではなく、投資家向けというところがポイントで、要するに投資家に対してIntelのデータセンター部門は順調であるという事をあらためて強調するためのものである。
さて、このイベントの中で明らかにされたのは、
(1) 今年の年末までにEmerald Rapidsベースの第5世代Xeon Scalableを出荷予定(写真4)。こちらは既に検証用シリコンを大量出荷して現在検証が進行中である。プラットフォームは現在のSapphire Rapidsと同じものが利用可能であり、同じ消費電力枠でより性能/消費電力比を高めたものとなる。
(2) E-Coreのみで構成される初のXeonであるSierra Forestを2024年前半中に出荷予定である(写真5)。こちらはIntel 3プロセスを使い、最大構成で144コアである。現在は研究室レベルでのシリコンのみだが、シリコンに最初に電源を入れてからOSがブートするまで18時間かからなかった。
(3) Sierra Forestに続き、同じくIntel 3プロセスで製造されるGranite Rapidsがそれほど時間を置かずに出荷予定とされる(写真6)。ただし現状はまだSierra Forestほどには進んでいない(少なくともまだFirst Siliconはでき上がっていないと思われる)といったあたりだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
大原雄介のエレ・組み込みプレイバック
これを読めばここ1カ月のエレクトロニクス/組み込み業界の動きが分かる連載。注目すべき市場動向と注目すべき製品を取り上げます。
この記事の著者
新着ホワイトペーパー PR
-
製品資料
[株式会社 Green AI] AIで脱炭素計画を最適化、初年度からエネルギーコストとCO2を削減する方法 -
市場調査・トレンド
[スマートジャパン編集部] 「ペロブスカイト太陽電池」の普及戦略が公表 政府が目指すコスト・導入量のロードマップを解説 -
市場調査・トレンド
[スマートジャパン編集部] 導入が加速する再エネ・系統向け蓄電システム コスト・収益性の現状分析 -
技術文書・技術解説
[スマートジャパン編集部] いまさら聞けない「ペロブスカイト太陽電池」の基礎知識と政策動向 -
技術文書・技術解説
[スマートジャパン編集部] 「ペロブスカイト太陽電池」の開発動向、日本の投資戦略やコスト目標の見通しは?
こんなメディアも見られています
TechFactoryに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
特集
- マテリアルズ・インフォマティクスの動向調査
- 研究・開発職のデジタル活用調査
- 設計・解析業務におけるAI活用
- 3Dプリンタ利用動向調査
- CAD利用動向調査
- つながる工場の現状と課題
- 製造業におけるAI開発および活用の実態
- 設計・製造現場における品質管理
ホワイトペーパーランキング PR
-
1
EE Times Japan×EDN Japan 統合電子版:フィジカルAIが生み出す新たな「設計思想」――電子版2026年8月号
-
2
半導体装置メーカー 業績まとめ【2027年3月期第1四半期】
-
3
新入社員に読んで欲しい鉄鋼材料の基礎知識まとめ(Part4)
-
4
一時は時価総額トヨタ超え キオクシア2026年度の動向
-
5
微細配線間の絶縁劣化をどう捉える? 先端パッケージ評価の最前線
-
6
新入社員に読んで欲しい鉄鋼材料の基礎知識まとめ(Part1)
-
7
EE Times Japan×EDN Japan 統合電子版:2026年上半期の半導体業界を振り返る――電子版2026年7月号
-
8
新入社員に読んで欲しい鉄鋼材料の基礎知識まとめ(Part3)
-
9
CADツールの見直しは本当に必要? 切り替えの理由と効果を7つの質問で検証
-
10
新入社員に読んで欲しい鉄鋼材料の基礎知識まとめ(Part2)
TechFactory SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
TechFactoryをフォロー