SORACOM Air for Sigfox
LPWA「SIGFOX」がソラコムに対応、IoT通信料は月額120円
LPWA「SIGFOX」がソラコムのIoT通信プラットフォーム「SORACOM」に対応した。デバイス1台あたりの利用料金は年間1440円(年間契約のみ、月額換算では120円)だ。
ソラコムと京セラコミュニケーションシステム(以下KCCS)は2017年7月4日、ソラコムのIoT通信プラットフォーム「SORACOM」が、KCCSのLPWAである「SIGFOX」に対応すると発表した。「SORACOM Air for Sigfox」としてサービスを提供する。
IoT通信プラットフォーム「SORACOM」は通信とクラウドを融合させたプラットフォームとして提供されており、デバイスとの通信に関してはセルラーネットワークもしくはSIGFOXと同じくLPWAの1規格である「LoRaWAN」を用いていた。この度、通信手段としてSIGFOXも選択できるようにすることで、IoT/M2Mにおける用途範囲の拡大を狙う。
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利用料金は月額120円
SORACOMへ新対応したSIGFOXは、フランスのSIGFOX S.Aが提供するLPWAネットワークであり、KCCSは日本国内における独占的なSIGFOXオペレーターとして2017年2月よりインフラ構築とサービス提供を行っている。
LoRaWANと同じくサブGHzの周波数帯を用いUNB(Ultra Narrow Band)とよばれる変調方式で通信を行っており、加えて「1デバイスあたり年1ドルから」という価格設定と「乾電池で数年間稼働」をうたう低消費電力性、それに「データ送信に特化」といった特長を持つ。
デバイスとの通信にSIGFOXを選択した際にも、SORACOMプラットフォームのコンソールやAPIを通じてのデバイス管理はLoRaWANにおけるサービスと同様に可能である他、データ転送サービス「SORACOM Beam」、クラウドリソースアダプター「SORACOM Funnel」、データ収集蓄積サービスの「SORACOM Harvest」などのアプリケーションが利用できる。
対応デバイスとしては7種類のセンサーを内蔵した「Sens'it」(8478円)、オプテックスの接点監視装置「ドライコンタクトコンバーター」(39800円)などがSORACOMのコンソール画面から購入でき、デバイス1台あたりの利用料金は年間1440円(年間契約のみ、月額換算では120円)となっている。
このデバイス料金には事務契約手数料、1年分の通信料、SORACOM Beamなどアプリケーションサービス代金(10円/月分)も含まれる。基本的に契約は1年後に自動更新となるが、複数年契約や大量導入によるディスカウントも用意する。
IoTに関する無線技術としては3G/LTEなどのセルラーネットワークに加えてWi-Fi、Wi-SUN、Zigbee、Z-Wave、LoRaWAN、NFCなど複数が存在し、速度や到達範囲、搭載機器の消費電力などはさまざまである。
SIGFOXは最大数十kmの到達範囲と乾電池で年単位の運用が可能な低消費電力性に大きな特長を持つが、一方方向の通信しかサポートしておらずその速度も低い。KCCSではSIGFOXに際して「通信速度100bps」「上りのみ」を明記しており、低速でも問題がないデータ収集用に特化したネットワークとして訴求している。
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