アンリツ ME7800L
「最低価格帯」のLTE端末向けRF/プロトコル試験システム
アンリツがLTE端末のRF/プロトコル試験システムとしては「最低価格帯」をうたう試験システムを販売開始した。
アンリツは2017年6月14日、RFとプロトコルの試験を低価格に実現するテストシステム「ME7800L」を発表、同日より販売を開始した。LTE端末のRF/プロトコル試験システムとしては「最低価格帯」(同社)の設定がなされており、アジア諸国などで需要の高まるLTE関連製品の認証ニーズに応える。
スマートフォンをはじめとした通信機器に用いられる通信規格として、先進国ではLTE-Advanced(3GPP Release.10)が「キャリアアグリゲーション」など名称で普及の兆しを見せている。一歩でこれまで2Gや3Gが運用されている新興諸国では、LTE(3GPP Release.8)の導入が計画されている。
LTE機器の製品化に際しては相互接続性担保のため、GCF(Global Certification Forum)およびPTCRB(PCS Type Certification Review Board)が認証した試験システムで評価することが求められている。販売開始されたME7800LはLTEの基本的な試験であり、GCF/PTCRB認証で必要なRFとプロトコルの試験に機能を絞り、両試験を1台で行えるテストシステムとして投入されるものだ。
ME7800LのテストケースはGCFとPTCRBの策定した試験規格に適合しているためLTE端末の商品化に向けた認証試験システムとして利用できる他、IoT向けのLTE規格であるCAT-M1やNB-IoTへの対応も可能となっており、音声端末に限らない通信端末の商用試験に利用できる。
アンリツでは既にLTE-Advancedに対応するような高機能端末向けテストシステムとして「ME7873LA」や「ME7834LA」など用意しているが、今回、ベーシックのLTE端末向けテストシステムとしてME7800Lを提供することで、端末に合わせたテストシステムの使い分け、認証試験設備の有効活用提供を狙う。
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