ローランド ディー.ジー. 「MDX-40A」セミナー
3Dプリンタ+切削加工でモノづくりの可能性を広げよう!(2/2 ページ)
追加導入に最適な中型切削加工機「MDX-40A」
ただ、「両方をうまく使い分けるべきだ」といっても、3Dプリンタの次のステップとして切削加工機を追加導入するにはハードルがある。目的によって加工精度や加工したい材料も変わってくるし、操作性や価格も重要な要素であるため、どういった切削加工機をチョイスすればよいのか迷うところだ。
今回のセミナーで紹介されたMDX-40Aは、販売価格(税別)が74万8000円で、テーブルの上に載せられる筺体サイズで、最大305×305×105mmのワークサイズを実現しており、追加導入に最適な機種の1つ。こちらの機種、実は2009年に発売されたもので、製造業全般、デザイン会社、教育機関などに幅広く導入されており、多くの利用者がいるという。
「機械的分解能は0.002mmで滑らかな仕上がりを実現。標準付属のCAMソフト『SRPPlayer』は初心者でも安心して扱える。また、回転軸ユニットや接触式のセンサーユニットもオプションとして用意されており、拡張性もある」と菅沼氏。ただし、金属材料の加工には対応しておらず、金属を使用したい場合は(ローランドDG製だと)上位機種の「MDX-540」を利用する必要がある。
以下に、MDX-40Aの基本仕様を示す。
| 加工範囲 | 305×305×105mm(回転軸ユニットなしの場合) |
|---|---|
| 加工可能な材質 | 発泡材、木材、ケミカルウッド、ワックス、アクリル、ABS、POM、ポリカーボネイトなど(金属は対象外) |
| 取り付け可能な材料重量 | 4kg |
| スピンドルモーター | ブラシレスDCモーター最大100W |
| スピンドル回転数 | 4500~15000rpm |
| 取り付け可能な工具最大径 | 6φ |
| 制御コマンド | RML-1、NCコード |
| 電源・消費電力 | AC100V、210W |
| 重量・寸法 | 65kg、669×760×554mm |
| 表 MDX-40Aの基本仕様 | |
MDX-40Aの標準付属ソフトとしては、先に紹介したCAMソフトのSRPPlayerに加え、文字彫刻ソフト「Dr.Engrave」、ポケット/切り出し/面取り/線/穴あけ/面出しといった単純機能を搭載した簡易CAMソフト「ClickMill」などが含まれている。また、オプション品として、上位版CAMソフト「CraftMILL R」、両面・多面加工を可能にする回転軸ユニット「ZCL-40A」、接触式3Dスキャナーユニット「ZSC-1」などが用意されている。
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