プロトラブズ、CNC切削加工サービスで無酸素銅「C1020」に対応:ヒートシンク製作などに活用
プロトラブズの日本法人は、CNC切削加工サービスにおいて無酸素銅「C1020」に対応した。
プロトラブズの日本法人は2018年4月10日から同社のCNC切削加工サービスで無酸素銅「C1020」に対応した。同サービスでC1020に対応する場合、CNCマシニング加工で標準納期3営業日で対応可能だという。C1020Pは最大で44.5mmの厚みまで対応する。
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プロトラブズは米国が本社の試作や小ロット生産に特化したオンライン部品加工メーカー。同社Webサイトから3Dデータを登録すると自動で見積もり算出ができ、ユーザーと受注側の間で同意が取れれば発注と加工、宅配サービスでの納品へ進むシステムだ。射出成形とCNC切削加工に対応する。3Dプリンタのサービスについては日本法人では2018年中の開始で検討中だ(欧米拠点では既に開始している)。CNC切削加工については、1〜200個の試作および小ロット生産向けとしており、製作日数は最短1日、標準で3日。部品単価は8500円からとしている。
他の金属については、同社では以前から、アルミのA2017、A5052、A6061、A7075、黄銅のC2801、C3604に、炭素鋼のS45C、S50C、圧延鋼のSS400、ステンレスのSUS304、SUS316、チタンのTi6Al4Vに対応している。プラスチックの切削加工についてもABSやPC、POM、MCナイロンなど工業製品でよく利用する材料を備える。
C1020は99.96%以上の純銅であり、電気伝導率および熱伝導率に優れることから、幅広い工業製品で利用され、ヒートシンク製作などに活用されている。
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