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日精樹脂工業、海外3拠点目となるテキサス工場が完成:ハイブリッド式の大型射出成形機を生産
日精樹脂工業は、米国の生産拠点となるテキサス工場が2018年2月26日に完成したと発表した。
日精樹脂工業は2018年3月、米国の生産拠点となるテキサス工場が同年2月26日に完成したと発表した。
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新工場の敷地面積は3万6500m2、建屋面積は1万680m2で、同年3月より稼働を開始する。
テキサス工場の敷地内には、組み立てエリア、倉庫エリア、展示室、テクニカルセンター、事務所スペースなどを置く。同工場では、米国市場で高需要が続くハイブリッド式の大型射出成形機を生産。当面は型締力560〜1300tまでの機種を製造する。
テキサス工場は、中国(2009年設立)、タイ(2012年設立)に続く、同社の3つ目の海外生産拠点となる。日本を含めた世界4拠点による生産体制の確立により、より市場に近い生産基地で、各市場ニーズに合った最適機種を生産・供給し、世界市場での部材調達、サプライチェーンの構築を進めていく。
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