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上流工程の品質活動でソフトウェアの品質は向上するのかIoT時代の組み込み系ソフトウェア品質(6)(6/6 ページ)

品質を守る最後の砦が「テスト」であれば、品質向上の最強の武器は「上流工程での品質活動」である。しかし、この武器は効率的かつ小気味よく扱わねば、お飾りとなる。そこで今回はこの「上流工程における品質活動」について確認する。

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組み込み品質の向上のために

 組み込み系開発の上流工程での品質の作り込みについて、派生開発とすり合わせ開発にスポットを当てて見てきた。

 組み込み系開発ではデバイス制御などもあり、実装やテストからの後戻りも多く発生し、基本的にはアジャイル開発になる。アジャイル開発における品質の作り込みもまた課題が多い。

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