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「日本から国際標準を」“自動車大国”の競争力を組み込みソフトで支えるベンチャー:APTJ Julinar SPF
日本が世界に誇る自動車産業。車載ソフトウェアの標準仕様に準拠する「Julinar SPF」を販売する大学発のベンチャーは「日本から国際標準技術を」と意気込む。
APTJは2017年11月15日、AUTOSAR準拠の車載制御システム向けソフトウェアプラットフォーム(SPF)「Julinar SPF」を先行販売すると発表した。販売は6社のパートナー企業から行われる予定で、その内の1社、富士ソフトからは同日付での販売開始が発表されている。
APTJの高田広章氏(代表取締役会長 最高技術責任者)は「日本から国際標準技術を」と意気込む。
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