ニュース
「世界初」ノイズ設計を不要にする車載オペアンプ:ローム BA8290xYxx-Cシリーズ
ロームが「世界初」(同社)というノイズフリー設計の車載オペアンプを開発した。ノイズ対策の設計が不要になることから、設計工数の削減や高信頼化へ大きく寄与する。
ロームは2017年9月12日、「世界初」(同社)というノイズフリー設計の車載オペアンプ「BA8290xYxx-Cシリーズ」を開発、2018年6月より量産を開始すると発表した。全周波数帯域の出力電圧変動が±1%以下という高いノイズ耐量を実現しており、微細な信号をノイズの影響を抑えながら増幅できる。
◎おすすめホワイトペーパー
オートモーティブ
» 自動運転時代の「メーカー責任」はどこまで及ぶか
» 日産の製品開発における成型シミュレーション事例
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 新型「リーフ」の自動駐車機能を支える国産SoC
ルネサス エレクトロニクスは日産自動車の電気自動車 新型リーフにSoC「R-Car」と車載マイコン「RH850」が採用されたと発表した。これらはリーフが搭載する自動駐車機能の制御に用いられている。 - 「感情を持ったクルマ」を実現する車載SoC
ルネサス エレクトロニクスは2017年7月19日、cocoro SBが保有する人工感性知能「感情エンジン」に対応した車載情報システム向けSoC(System on Chip)「R-Car」の開発キットを開発した。 - 先進設計ミドルセダン「新カムリ」のインパネを支えるMCU
サイプレス セミコンダクタが、同社車載向けMCU「Traveo」とNOR型メモリがトヨタの新型カムリに採用されたと発表した。 - 700W車載用Class-Dオーディオアンプ
日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)は、最大700WのRMS電圧をサポートする、車載用Class-Dオーディオアンプのレファレンスデザイン「PMP11769」を発表した。22×20×3cmと小型で、自動車の助手席の下にも搭載できる。 - 「自動車業界初」の1080P対応LCDビデオプロセッサ
インターシルが「自動車業界初」(同社)の1080P対応LCDビデオプロセッサ「TW8844/8845」を発表した。米連邦自動車安全基準のFMVSS-111に準拠し、リアビューカメラシステムに適する。