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産業制御システムを狙ったサイバー攻撃が増加、国産PLCを狙った不審な動きも!:特選ブックレットガイド
製造業を取り巻く脅威動向と、今後注意すべき動きについて詳しく解説する。
製造業のための製品・サービス情報サイト「TechFactory」で掲載された主要人気連載/特集記事を、読みやすいPDF形式の電子ブックレットに再編集してお届けする「エンジニア電子ブックレット」。今回は、『脅威にどう備える? 先進事例から学ぶ「工場セキュリティ」』をご紹介します!
生産活動の停止や設備機器の損傷を招くサイバー攻撃の実態
IoT(Internet of Things)やインダストリー4.0を背景に、汎用OSや標準通信規格ベースのネットワーク技術が、急速に工場内に入り込み始めている。そのため、製造業においても「セキュリティリスク」が年々高まってきており、産業制御システムや国内メーカー製のPLCを狙った不審な動きなども目立ち始めているという。
実際、トレンドマイクロが工場管理者(218人)を対象に実施した調査では、42.2%が制御システムでの「ウイルス感染(経験)あり」と回答。さらに、感染経験者の55.4%が稼働停止に追い込まれた経験があるという……。
こうした調査結果からも、制御システムのウイルス感染(セキュリティリスク)が想像以上に身近なものであることが分かる。前述した通り、汎用技術やオープン技術はますます工場内に浸透していく。このような状況の中、製造業はどうやって自分の身(工場)を守ったらよいのだろうか?
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本電子ブックレットは、TechFactoryに掲載されたレポート記事「狙われる国内製造業――事例から学ぶIoT時代の『工場セキュリティ』」(前編/後編)を基に制作しています。
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