先日、今年1年の世相を漢字1文字で表す「今年の漢字」が発表されました。2016年は「金」だそうです。
リオ五輪での日本人選手の活躍、“金”メダルの獲得が思い出されますが、舛添前都知事の政治資“金”の私的利用問題や、“金”髪がトレードマークのドナルド・トランプ氏の大統領選勝利などが、「金」を選出した理由なのだとか(ちなみに「金」が選ばれたのは3回目だそうです)。
この1年を振り返ってみると、政治やスポーツだけでなく、芸能の世界でも多くの話題がありましたね。深くは触れませんが「文春砲」という言葉まで生まれた週刊文春のスクープの数々は世間を驚かせるものばかりでした。
製造業のIoT化がより進んだ2016年――“今年の漢字”製造業版は「?」
その一方で、「製造業」を取り巻く環境の変化や、関連するテクノロジーの進化もめまぐるしいものがありました。
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