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過酷用途に最適な2.00mmピッチFPC対基板コネクターシステム:日本モレックス Flexi-Latch
日本モレックスは、2.00mmピッチFPC対基板コネクターシステム「Flexi-Latch」を発表した。
過酷な自動車用途での要件にも適合
日本モレックスは2016年8月、2.00mmピッチFPC対基板コネクターシステム「Flexi-Latch」を発表した。過酷用途において、確実な嵌合(かんごう)と優れた省スペース性およびコスト効率性を発揮する。
Flexi-Latchは、ポジティブ慣性ロックの採用により、不完全な嵌合を防止。嵌合時のクリック音によって、完全嵌合を確認できる。また、複数の極性キーを備えることで、不適切なケーブル挿入を防止する。さらに、FPC(フレキシブルプリント基板)保持タブにより、組み立て時のケーブル脱落を防止し、正しい嵌合位置にケーブルを配置できるようになっている。
ケーブル保持力20N、動作温度範囲は−40〜125℃で、衝撃および振動を含む過酷な自動車用途での要件に適合する。
特に、自動車LEDヘッドライトにおいて、LEDランプ・モジュールとコントローラーユニットを接続する場合、モジュール数に応じて複数のハーネスとヘッダーを組み立てる必要があるが、同コネクターシステムは、複数のLEDランプを1つのFPCモジュールにまとめ、単一のFlexi-Latchコネクターを使用してコントローラーユニットに接続することができる。結果、コンポーネントおよび組み立てにかかるコストの削減につながる。
自動車用途の他、輸送機器のヘッドライト、コンフォート、インフォテイメントシステム、液晶テレビ、産業ロボット、ゲーム機や医療機器、照明機器などにも活用できるという。
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