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環境に優しい過熱蒸気処理装置、樹脂成形用金型の洗浄などに活用三星ダイヤモンド工業 Mera-AQUA

三星ダイヤモンド工業は、過熱蒸気技術を活用した環境ビジネス事業への参入を発表。トクデン製「UPSS」を搭載した過熱蒸気処理装置の開発、製造、販売を行う。

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過熱蒸気小型リアクター「Mera-AQUA」
過熱蒸気小型リアクター「Mera-AQUA」

 三星ダイヤモンド工業は2016年8月1日、過熱蒸気技術を活用した環境ビジネス事業への参入を発表。トクデン製「UPSS(Utility Power Super Steamer)」を搭載した過熱蒸気処理装置の開発、製造、販売を行うという。

 「過熱蒸気」とは、水を沸騰させた100℃の蒸気をさらに加熱した高温蒸気のこと。過熱蒸気特性を生かし、温度帯に応じて、加熱、焼成、焙煎、洗浄、除菌、乾燥、減容、炭化などの多彩な利用用途がある。例えば、樹脂成形用金型に付着したゴムや樹脂を洗浄する際に利用できる。

 今回、同社が販売を開始する過熱蒸気小型リアクター「Mera-AQUA」は、“一般環境で手軽に処理実験”をコンセプトに開発された過熱蒸気処理装置。電波法の制約を受けない中周波誘導加熱方式を採用しており、水と電気だけで過熱蒸気処理が行える他、実験データの蓄積などの機能が組み込まれている。また、クラウドシステム(日本ソフト開発製)との通信オプションにより、どこからでもログデータの取得/分析が行える機能も提供する。


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